桜便りによせて

4月 12, 2013

松本の桜たちも、元気に咲いています。

  

この季節はどうしても、なんだか、浮き足だっちゃって。

早起きなんかして桜たちを愛でては、体中桜たちに包まれて、しあわせです。

 

そして今年は、数年ぶりに、この季節に両親がきて、松本の桜たちに会うことができました。

 

前回は妹が結婚する前にきたと思うから、5年以上前になるんだな。

その5年以上前、母かよこは「(洋服)変なの着てきちゃった!」と言い、今回は写真を撮るのを想定して桜の季節に見合ったものを着てきたようです。

父は自分の携帯で写メを撮っていましたが、ガラケーのらくらくフォンのため画面が小さく、「うまくとれないなー」と嘆いていました。

 

今年になって両親とよくメールするようになりました。

特に父と。

父は長年してきた仕事が定年となり、今はデイサービスの送迎バイトをしている。

寝る間もなく働いていた父。

今は時間にゆとりをもちながら仕事をしているので、その余った時間を利用して、パソコンを打つ練習ができる教材を購入し、日々特訓していた。

その甲斐あって、今ではワード、エクセルは使いこなせる。

 

そして最近、パソコンからわたしの携帯にメールをしてくるようになった。

携帯よりもより多くの文字が打てるし、打ちやすいので、けっこう長い文章をくれる。

デイサービスであったこと、母かよこのハッスルぶり、季節の移ろい、などなど。。。

 

そのお返事で、わたしはスマホから、写メしたさくらたちを何枚か添付して送ってあげている。

この写メをみるのが、今とてもたのしいらしく、「(スマホを)縦でとると迫力がないから、横でとったのがいい」と注文をつけてくるようになった。

なんでもスマホを横にして撮った写メは、パソコンでみると画面いっぱいにみられるんだそうで。

なので今朝撮った泉小太郎のしだれ桜も、すべて横でとったものを送ってみた。

 

今日もよろこんでくれるといいな。

 

そして最近、ふと、思ったのです。

「なんか、『家族』だな」って。

ずっとずっと、家族だったし、今まではそんなあらたまって考えたこともなかったんだけど。

 

わたしは18歳から実家を出て、いろんな土地を転々とし、今松本に住んでいる。

わたしはこの物理的距離を持って、家族を近くに感じようと努力していた。

だけどどこか、自分の中で「大人」になろうと強がって、物理的距離を保っていたように思う。

 

時が流れ、わたしが松本に来たてだったころよりも、目に見えて両親が歳を重ねた様がわかるようになってきた。

でもやっぱり、「親」は「親」なのだ。

どこにいても、どこまでも「親しい」ものなのだ。

 

・・・なんてことを、今年になって、より強く感じています。

そう感じることができたことにうれしく思い、そう感じることができたこれまでの日々に感謝しています。

 

この時代だから、こんな風に「今」の「便り」を伝えることができる。

みなさんも、遠くても近くても、「今」を、家族、大切なひとに伝えてみるのもいいんじゃないかな。

 

今、松本は、「サクラ日和」です☆

2 Responses to “桜便りによせて”

  1. いーブログ!

    前からちょっと思っていたけど、やっぱり俺は、FUKUと似ている部分があるのかもしれないな…。

    以外と名前が有名 (笑) なご両親に、よろしく。

  2. 関さん、
    お返事遅くなっちゃいました。

    兄貴と似てますか?

    なんか照れます(笑)

    さ、

    今宵からのワクワク、
    たのしみましょー♪

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